スポーツによる関節の怪我・痛み
前十字靭帯損傷
バスケットボールやラグビー、アメリカンフットボール、スキー等で起こりやすい疾患です。
症状
病態と原因
当クリニックの治療方法
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こんな症状はありませんか?
膝の疼痛、腫脹、熱感が強く出現します。足をついて歩くことができないことがほとんどです。 1、2週間ほどすると歩行できるようになりますが、膝がカクッと抜けるような感覚(giving way)が出ることが多いです。 膝の腫れが強い場合は針を刺して関節液を抜きます。 関節液が血液様である場合は前十字靭帯断裂を強く疑います。徒手検査とMRIを用いて診断を行います。 徒手検査は疼痛が強い間は正確に行うことが難しく、受傷後1週間ほどあけたほうが検査の正確性があがるという報告もあります。
病態と原因について
前十字靭帯は膝関節の安定性を保つ上で非常に重要な靭帯です。 ジャンプ後の着地や急な方向転換、コンタクトスポーツで相手が膝にぶつかってきた、等が原因で起き、人とぶつかる(contact)よりも自分の動きについてくることができずに起きてしまう(non-contact)で発生することが多い疾患です。
当クリニックでできる治療方法
前十字靭帯には自己再生能力がないため、手術加療が必要です。 もちろん手術そのものも重要ではありますが、術後のリハビリがなによりも大切になります。 術後のスポーツ復帰はサッカー等で6−8ヶ月、アメフト、ラグビー、柔道等で10ヶ月と言われています。 リハビリの保険適用は150日間であり、復帰までしっかりとサポートするには足りません。
当院では自由診療のリハビリを行なっており、復帰までしっかりとサポートします。 また通常の病院、クリニックではスポーツ特有動作の回復までを見ることは難しいですが、MTX Academyには人工芝の施設やバスケットボールフープもあり、スポーツ復帰の最終段階までのサポートが可能です。
基本的には手術加療が第一選択となるため、手術が可能な病院にご紹介します。 手術時期は受傷後1ヶ月後が目安ではありますが、スポーツの引退時期等も踏まえ綿密に計画。 手術後に競技復帰を目指した、競技特異的なリハビリテーション。 場合により再生医療を実施。
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