狭窄を受けている神経の部位により、対応する部位の痺れや筋力低下が起きます。
歩行を続続けると症状が強くなり、一旦前かがみで休憩すると改善するという、間欠性跛行が特徴的です。
狭窄部位によっては排便排尿の障害が出ることがあり、これは緊急手術の適応となります。

• 脊柱管や椎間孔といった、神経の通り道が狭くなることで神経が圧迫され、その神経がつかさどる部位が痺れたり、感覚障害を起こしたりします。
• 先天性に起こることもありますが、多くは加齢による骨や靭帯の変形が原因であることが多いです。
• 脊柱管狭窄症の中の分類として、変性脊柱管狭窄症は男性に多く、変性すべり症は女性に多いとされています。

部位にもよりますが、ブロック注射（仙骨裂孔ブロック）が有効なことがあります。
体幹筋力が低下している方が多く、これにより背骨が不安定になり、より神経に負担をかけることがあるため、筋力強化のリハビリは必須と言えます。また内服加療も有効です。