加齢による関節の痛み

ロコモーティブ シンドローム

加齢に伴い運動能力の低下がおき、転倒や疼痛発生のリスクが上がります。
習慣的な運動を心がけましょう。

こんな症状はありませんか?

それぞれの項目はすべて、骨・関節・筋肉などの運動器が衰えているサインです。
この兆候を感じたら、ぜひクリニックで診断をし、ロコモーショントレーニングを開始することをお勧めします。

 

❶家の中でつまずいたり滑ったりする
❷15分くらい続けて歩くことができない
❸横断歩道の青信号で渡り切れない
❹階段を昇るのには手すりが必要である
❺片脚立ちで靴下が履けなくなった
❻2㎏程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳パック2個程度)
❼家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)

病態と原因について

  • 変形性関節症や外傷、神経疾患が原因となることが多くあります。加齢による身体の衰えも大きな原因になります。
  • ロコモーティブシンドロームとは、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を指します。
    この状態では転倒と、それによる骨折や脳出血など、様々なリスクが高まります。
  • 先天性に起こることもありますが、多くは加齢による骨や靭帯の変形が原因であることが多いです。
  • 脊柱管狭窄症の中の分類として、変性脊柱管狭窄症は男性に多く、変性すべり症は女性に多いとされています。
  • 予備軍を含めると国内で4700万人の患者さんがいると言われています。

当クリニックでできる治療方法

ロコモテストを行い、自分の現状を把握します。
運動機能の機能の低下は転倒や認知症など様々な原因となります。
HALを使用したり、リハビリを通して運動能力アップを目指します。